こんにちは!2025年7月のアップデートへようこそ。この月には、Excelの新機能が多数追加され、生産性やコラボレーションが向上しました。
各プラットフォームでのExcelの新機能
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互換性バージョン
互換性バージョンはワークブックごとに設定されます。バージョン1は従来の計算方法を反映し、バージョン2は改善されたテキスト関数を含みます。既存のスプレッドシートはバージョン1に設定され、計算結果が一貫して保たれます。 -
ピボットテーブルの自動更新(Insiders)
自動更新機能により、手動でピボットテーブルを更新する必要がなくなります。ソース範囲に新しい販売データが加わると、ピボットテーブルがリアルタイムで更新されます。 -
データ取得ダイアログとOneLakeカタログ(Insiders)
Windows向けに新しいデータ接続方法が導入され、Power Queryのデータ取得ダイアログでは、検索や推奨が整理された形で表示され、外部データソースの検索がより直感的に行えます。 -
横並びでの作業
同じワークブックや異なるワークブック内のシートを横並びで表示し、同期スクロールやウィンドウ位置のリセットを通じて、迅速に比較することができます。 -
Power Queryのリフレッシュとデータソース設定
認証済みデータソースからデータを取り込むPower Queryのクエリをリフレッシュできるようになりました。認証が必要な場合は、適切な方法を選択できます。また、データソース設定を使用して、管理も行えます。 - 企業向けの追加アクセスリクエスト
ビューのみの権限を持つ企業ユーザーは、ファイル内から追加アクセスをリクエストできるようになります。これにより、生産性が向上します。
フィードバックとコミュニティ
これらの機能の多くは、ユーザーからのフィードバックに基づいています。継続的な「Feedback in Action」(#FIA)がExcelを改善しています。特定の機能についての感想や改善点を教えてください。また、Microsoft Feedbackを通じて新しいアイデアを提出したり、他のアイデアに投票したりできます。
Excel BlogやInsiders Blogの購読を推奨します。世界中のExcelファンとつながりを持つためには、Excel Communityへの参加や、X(以前のTwitter)でのフォローをお忘れなく。
特別な感謝を、今月の「What’s New in Excel」記事に貢献してくれたExcel MVPのDavid Benaim、Bill Jelen、Alan Murray、John Michaloudisに送ります。Davidは最新のExcel革新に関するYouTube動画やLinkedIn投稿を公開しています。BillはMrExcel.comの創設者で、Excelに関する書籍の著者です。AlanはExcelトレーナーとして知られ、JohnはMyExcelOnline.comの創設者で、Excelの使用技術を教えています。
新機能をぜひ試してみてください!
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ソース