Power BI 2025年6月の機能概要 | Microsoft Power BI Blog

今月の更新では、Power BIユーザー向けの重要なアクションが求められるアイテムと、視覚計算や数値範囲のパラメータに関するプレビュー機能が強調されています。Azure Mapsビジュアルに関する新しいテナント設定も追加され、管理者の対応が必要です。これにより、データの統合が円滑になります。さらに、重要な通知として、Power BIの10周年を祝うイベントやコミュニティカンファレンスの情報も紹介されています。詳細については、さらなるセクションをお読みください。

Power BI 2025年6月のアップデート

この月のアップデートでは、Power BIユーザーの皆様に向けて、いくつかのエキサイティングなプレビューフィーチャーと、重要なアクションが必要な項目をお知らせします。プレビュー機能には、ビジュアル計算の更新、数値レンジとフィールドパラメータの強化が含まれており、これによりレポート内での柔軟性と分析力が向上します。

さらに、Azure Mapsビジュアルの新しいテナント設定が追加されており、管理者はシームレスな統合と継続的なサポートを確保するためにアクションを取る必要があります。これらの更新とさらなる改善については、以下のセクションでの詳細な説明をご覧ください。

バージョン情報

  • バージョン番号: v: 2.144.679.0
  • 公開日: 2025年6月9日

イベントとお知らせ

Power BIが10周年を迎えます!共に祝おう!

過去10年の間に、Power BIはアイデアから大規模なコミュニティへと成長し、世界中の人々がデータをアクションに変えるのを助けてきました。あなたの情熱やアイデア、エネルギーに感謝します。

詳しくはこちらをご覧ください。特別なデータビジュアルコンテストや専門家によるセッションなど、様々な祝典のイベントを予定しています。

Microsoft Fabric Community Conferenceが再来!

今年もMicrosoft Fabric Community Conferenceを開催します。日程は2026年3月16〜20日。お見逃しなく。今すぐ登録しましょう。

一般

セキュアなデータコラボレーション

Power BI Desktopでは、センシティブなデータを扱う際に、必要なセキュリティラベルを適用することで、チームメンバーと安全にコラボレーションできます。これにより、ファイルの保護を強化しつつ、共同作業がスムーズに行えます。

レポート

ビジュアル計算の更新(プレビュー)

新しい機能では、タイプの変更時にエラーが出にくくなる柔軟性が追加されました。パラメータピッカーを用いることで、ビジュアル計算を迅速に作成できます。

スパークライン(一般提供)

スパークラインが一般提供され、ミニチャートを使用してトレンドを迅速に確認できます。

数値レンジとフィールドパラメータの更新(プレビュー)

レポート利用者に柔軟性をもたらす数値レンジパラメータとフィールドパラメータが強化されました。

Azure Mapsビジュアルの新しいテナント設定(アクション必須)

Azure Mapsビジュアルに関する重要な更新が行われ、管理者は新しい設定を有効にする必要があります。

モデリング

Power Queryのウェブ編集機能(プレビュー)

ブラウザでのセマンティックモデル編集に、Power Query編集が追加されました。これにより、データの取得、変換、リフレッシュが全てウェブ上で行えます。

モバイル

OrgアプリがPower BIモバイルで利用可能に!(プレビュー)

OrgアプリがPower BIのモバイル版にも登場し、モバイルでのパワフルな機能が利用可能になりました。

開発者 + API

Power BI Project (PBIP)の公開JSONスキーマ

開発者向けに、PBIPファイルとして保存されたレポートやセマンティックモデルのための公開JSONスキーマが公開されます。

ビジュアライゼーション

新機能のビジュアル

  • Drill Down Waterfall PRO by ZoomCharts: 財務データをインタラクティブにビジュアル化。
  • Network Graph by Powerviz: ノードとその関係性を示す視覚化。
  • Revenue Filter by JTA: 収益データを簡単にフィルタリング。

まとめ

これで今月のアップデートは終了です!Power BI DesktopをMicrosoft Storeからインストールした方は、レビューをお願いします。引き続きアイデアへの投票をお待ちしております。

詳細はこちら!

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Power BI June 2025 Feature Summary | Microsoft Power BI Blog

Source link

Summary of Power BI Update (June 2025)

Version: 2.144.679.0
Published Date: June 9, 2025

Key Updates

  • Preview Features:
    • Visual Calculations: Enhanced flexibility and robustness, with a focus on reducing errors when changing visual types.
    • Numeric Range & Field Parameters: Improved support for creating field parameters in remote modeling.
    • Azure Maps Visual: New tenant settings requiring admin action to ensure compliance and data governance.

Major Announcements

  • Power BI’s 10th Anniversary: Celebrations include contests and expert-led sessions.
  • Microsoft Fabric Community Conference: Scheduled events in Vienna and Atlanta.

New Features

  • Sparklines: Now generally available with more functionality.
  • Secure Collaboration: Enhanced sensitivity labels for sensitive data in Power BI Desktop.

Modeling & Data Connectivity

  • Power Query Editing: Editing import models directly in the web.
  • PostgreSQL Connection: Streamlined connectivity without manual driver installation.

Mobile Updates

  • Org Apps on Mobile: Now available, allowing access to organizational applications on mobile devices.

New Visualizations

  • Drill Down Waterfall PRO: Interactive visual for financial data with extensive customization.
  • Network Graph by Powerviz: Visual tool for showing relationships between nodes.

Required Actions for Administrators

  • Azure Maps Settings: Admins need to adjust tenant settings for compliance.
  • Connecting to Azure Maps for South Korea: Specific settings must be enabled for geolocation support.

Closing

This month’s update introduces features aimed at improving user experience, compliance, and analytical capabilities. Admin action is required to optimize the use of new updates. Stay engaged by voting on new ideas for further development.

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