2024年11月、Fabric Community ConferenceでOrg Appsのプレビューが発表されました。Org AppsはPower BIのワークスペースアプリの未来であり、複数のアプリ作成やカスタマイズが可能です。新機能には、Org Apps用の新しいナビゲーション設定やGitのサポート、デプロイメントパイプラインが含まれます。今後は、Proワークスペース向けのサポートや、ページネイテッドレポートの追加、モバイルアプリでのアクセス、オーディエンスによる内容の条件付き表示が予定されています。さらにAPIによる管理機能も追加される予定です。
Power BI 組織アプリの新機能アップデート
2024年11月、私たちは欧州のFabric Community Conferenceにおいて、Power BIの新型組織アプリのプレビュー版を発表しました。組織アプリは、Power BIワークスペースアプリの未来を担っており、これにより、ワークスペースごとに複数のアプリを作成し、アプリの体験を新しい形でカスタマイズし、ノートブックなどの新たなアイテムタイプを組み込むことができるようになります。詳細については、以前のブログ投稿をご覧ください。
私たちは、組織アプリに関する多くの肯定的なフィードバックと、データの配信や消費に必要な機能を満たすために次に構築すべき提案をいただきました。そのフィードバックをもとに、いくつかのアップデートを行い、さらに多くの改善を計画しています。今回は新機能の紹介と、一般提供に向けての今後の展望についてお話しします。
新機能のご紹介
利用開始可能な新機能
- 組織アプリのカスタマイズ用新しいナビゲーション設定：これにより、ユーザーエクスペリエンスをより制御できます。
- Gitサポート：バージョン履歴を追跡したい開発者向けに最適です。
- デプロイメントパイプライン：ワークスペース間でのテストやステージング用の組織アプリのデプロイを簡単に行うことができます。
今後の展開
- Proワークスペースでの組織アプリのサポート
- 組織アプリにページネーションレポートを追加（セマンティックモデルのアクセス伝播を管理）
- Power BIモバイルアプリでの組織アプリの表示
- オーディエンスによる条件でのコンテンツ表示
- 組織アプリを作成・修正するためのFabricアイテムAPIの提供
組織アプリのカスタマイズ機能
私たちは、組織アプリのカスタマイズを強化するために、新しい組み合わせナビゲーション設定を導入しました。これにより、作者はナビゲーションの構成においてより多くのコントロールを持つことができ、アプリとレポートのための個別のナビゲーションは不要になりました。この新しい設定により、シームレスで一体感のあるユーザーエクスペリエンスが提供されます。
CI/CDによる組織アプリの開発
組織アプリの開発者向けに、Fabric Git統合およびデプロイメントパイプラインが利用できるようになりました。これにより、開発者はアプリを簡単に開発・バージョン管理でき、デプロイメントパイプラインを使用して自信をもってアプリをテストおよびデプロイできます。
Git統合の利点
- 組織アプリのバックアップとバージョン管理が可能
- バージョン履歴の確認および以前のバージョンへの復元が容易
- 他の開発者との共同作業が簡単
デプロイメントパイプラインの利点
- 各ステージと同期を保つことができる
- 迅速かつ信頼性の高い変更の検証とデプロイ
組織アプリの一般提供に向けて
私たちは、組織アプリの一般提供に向けて、Power BIワークスペースアプリが完全にサポートされる中で、お客様のニーズに耳を傾け、報告やコンテンツの配信を改善するための解決策を探っています。
組織アプリのプレビューに際して寄せられたご意見やリクエストに感謝し、今後もアイデアやフィードバックをお待ちしています。組織アプリが皆様に新たな価値を提供できるよう、一層の努力を続けてまいります。
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Updates to org apps (Preview) – more customization, deployment pipelines, and Git – plus what’s next like new license support and audiences! | Microsoft Power BI Blog
Source link
Exciting updates regarding Org Apps in Power BI were shared at the Fabric Community Conference in November 2024. Org Apps, currently in preview, represent the next generation of Power BI workspace applications. They offer features like the ability to create multiple apps per workspace, enhanced customization options, and new item types, such as notebooks.
Key updates now available include:
- A combined navigation setting that unifies app and report navigation for a streamlined user experience.
- Git support for developers to manage version history and collaborate efficiently.
- Deployment pipelines for testing and staging apps across different workspaces, promoting quality control throughout the deployment process.
Looking forward, several enhancements are in the works:
- Support for Org Apps in Pro workspaces.
- Inclusion of paginated reports with managed access propagation.
- The ability to view Org Apps in Power BI mobile apps.
- Features for conditional content display based on user audiences.
- APIs for creating and managing Org Apps programmatically.
These updates aim to improve data distribution and consumption within organizations as Microsoft continues to enhance Org Apps towards general availability. Feedback from users has been instrumental in shaping these developments, and further improvements are anticipated based on continued input from the community.
For more information on customizing Org Apps and ongoing updates, refer to the Microsoft documentation and blog posts.