Range.FormulaR1C1 プロパティ (Excel) | Microsoft Learn

この記事では、R1C1スタイルでの数式の取得や設定方法について説明しています。FormulaR1C1プロパティは、Rangeオブジェクトを表し、セルに定数が含まれている場合はその定数を返します。セルが空の場合は空の文字列、数式がある場合は数式を文字列として返します。日付を設定すると、Excelはセルの数値フォーマットを確認し、必要に応じて短い日付形式に変更します。また、複数のセル範囲に数式を設定することで、範囲内のすべてのセルに数式が適用されます。例として、Sheet1のB1セルに数式を設定する方法が示されています。

Excel VBA: FormulaR1C1 プロパティについて

Excel VBA (Visual Basic for Applications) の一部である FormulaR1C1 プロパティは、セルの数式を取得または設定するために使用されます。このプロパティは、R1C1形式の表記を用いており、マクロの言語において非常に便利です。この記事では、FormulaR1C1 プロパティの使い方、構文、注意点、例について詳しく解説します。

構文

expression.FormulaR1C1
  • expression: Range オブジェクトを表す変数。

注意点

  • セルに定数が含まれている場合、このプロパティはその定数を返します。セルが空である場合、プロパティは空の文字列を返します。また、セルに数式が含まれている場合、プロパティは数式を文字列として返し、数式バーに表示される形式(等号も含む)となります。

  • セルに日付の値や数式を設定した場合、Microsoft Excel はそのセルがすでに日付または時間形式にフォーマットされているかを確認します。フォーマットされていない場合、既定の短い日付形式に変更されます。

  • 一次元または二次元の範囲であれば、同じ次元のVisual Basicの配列に数式を設定することができます。逆に、数式をVisual Basicの配列に格納することも可能です。

  • 複数のセル範囲の数式を設定すると、その範囲内のすべてのセルに数式が適用されます。

以下の例では、Sheet1のB1セルに数式を設定しています。

Worksheets("Sheet1").Range("B1").FormulaR1C1 = "=SQRT(R1C1)"

このコードによって、B1セルにはA1セルの平方根が計算されて表示されます。

サポートとフィードバック

Office VBAやこのドキュメントに関する質問やフィードバックは、Office VBA サポートとフィードバックをご覧ください。さまざまなサポートを受ける方法やフィードバックの提供方法についてのガイダンスが掲載されています。


このように、Excel VBAのFormulaR1C1プロパティを理解し、使いこなすことで、より効率的にデータ処理や分析を行うことが可能になります。実際に手を動かしながら、使用法を習得していくことをお勧めします。

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Range.FormulaR1C1 property (Excel) | Microsoft Learn

Source link

The article discusses the use of the FormulaR1C1 property in Excel VBA, which allows users to get or set the formula of a cell in R1C1 notation. This property can return a formula as a string, a constant, or an empty string if the cell is empty. When assigning a date to a cell, Excel formats it to the default short date format if the cell isn’t already set to a date format.

For ranges, users can assign formulas to single or multiple cells, with the latter filling the entire range with the specified formula. An example provided shows how to set the formula in cell B1 of "Sheet1" to calculate the square root of the value in cell A1.

The article also includes a section inviting users to provide feedback or ask questions regarding Office VBA and its documentation.

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