Excelワークブックから作成されたデータセットを更新する – ローカル – Power BI

2023年9月29日から、Power BIワークスペースへのローカルワークブックのアップロードや、Excelファイルの新たなスケジュール設定が停止します。10月31日以降、既存のExcelファイルのスケジュールリフレッシュを行うこともできなくなります。ただし、Power BIワークスペースからローカルワークブックをダウンロードしたり、ExcelデータモデルをPower BIデータセットとして公開したりすることが可能です。また、OneDriveやSharePointからExcelワークブックをインポートし、Power BIで表示できます。

Power BIにおけるExcelデータモデルのリフレッシュに関する重要な情報

はじめに

Power BIは、データの分析と可視化を行う強力なツールとして広く利用されています。特にExcelからのデータインポート機能は、ユーザーにとって非常に有用です。しかし、2023年9月29日および10月31日に予定されている機能の非推奨化に伴い、使用方法に関する基本的な理解が必要です。この記事では、これらの変更点やExcelデータモデルのリフレッシュ手順について詳しく解説します。

使用できる機能

注意すべき点

重要なポイントとして、以下の機能が非推奨となり、今後使用できなくなることが挙げられます。

  • 2023年9月29日から非推奨となる機能:

    • Power BIワークスペースにローカル作業ブックのアップロードが禁止になります。
    • Excelファイルに対する更新スケジュールの設定や「今すぐリフレッシュ」ができなくなります。
  • 2023年10月31日から非推奨となる機能:
    • 既存のExcelファイルに関する更新スケジュールの設定や「今すぐリフレッシュ」ができなくなります。
    • Power BIワークスペースにアップロードされたローカル作業ブックが開けなくなります。

これらの変更後は、Power BIワークスペースからローカル作業ブックをダウンロードすることが可能ですが、セキュアにデータを管理する手段についても再検討する必要があります。

Power BI Gatewayの利用

Power BI Gatewayは、さまざまなデータソースをリフレッシュするために使用されます。

個人用Power BI Gateway

このゲートウェイは以下のデータソースに対応しています。

  • すべてのオンラインデータソース
  • すべてのオンプレミスデータソース(HadoopファイルやMicrosoft Exchangeは除く)

オンプレミスデータゲートウェイ

リフレッシュに対応するデータソースには以下が含まれます。

  • Analysis Services Tabular
  • SQL Server
  • SAP HANA
  • Oracle など

このゲートウェイが正しく動作していることを確認することが重要です。

Excelデータモデルへのデータのロード

Power Queryを利用してデータソースに接続する際、データモデルにデータをロードする目的で「このデータをデータモデルに追加する」というオプションを選択する必要があります。

Power Pivotの場合

Power Pivotを使用して外部データに接続する場合、データは自動的にデータモデルにロードされます。

リフレッシュのスケジュール設定

リフレッシュスケジュールを設定すると、Power BIはデータソースに接続し、更新されたデータをデータモデルにロードします。詳細な設定方法については、Power BIの公式ドキュメンテーションを参照してください。

問題が発生した場合

リフレッシュに失敗する原因は、データソースへのサインインの問題や、ゲートウェイがオフラインの際などが考えられます。特に重要なのは、リフレッシュの失敗時には直ちに通知を受け取れるように設定しておくことです。

トラブルシューティング

適切にリフレッシュが行われない場合、ゲートウェイ関連の問題が多くあります。公式のトラブルシューティングガイドを参照することで、問題解決の手助けとなります。

まとめ

Power BIとExcelの連携には多くの利点がありますが、今後の機能変更に対応できるように、早めに準備を進めておくことが求められます。さらなる質問や疑問は、Power BIコミュニティを活用することで解決できるでしょう。

このように、Power BIを使用する際は、今後の変化に留意しつつ、データ管理の効率化を図りましょう。

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Refresh a dataset created from an Excel workbook – local – Power BI

Source link

The article outlines significant changes to Power BI capabilities related to Excel files, specifically concerning the upload and refresh functionalities. Key deprecations include:

  1. Starting September 29, 2023:

    • Uploading local workbooks to Power BI workspaces will be prohibited.
    • New configuration for scheduling refresh and immediate refresh for Excel files without prior scheduling will cease.
  2. Effective October 31, 2023:
    • Scheduled refresh and immediate refresh for existing Excel files with prior scheduling will no longer be supported.
    • Local workbooks uploaded to Power BI will no longer open.

Post-October 31, users can:

  • Download existing local workbooks.
  • Publish Excel data models as Power BI datasets and schedule refreshes.
  • Import Excel workbooks from OneDrive and SharePoint Document libraries.

The article emphasizes the importance of using Power Query and Power Pivot for Excel files imported from local drives to utilize refresh functionalities. It lists supported data sources for refresh through both Personal and On-premises gateways.

Key notes include:

  • A gateway must be active for Power BI to connect to on-premises data sources.
  • Refreshing of datasets created from local Excel files will only update data queried from external sources, not changes in the Excel structure unless reuploaded from OneDrive.
  • Troubleshooting guidance is provided for issues related to data refresh failures.

Overall, users are encouraged to migrate their Excel workbooks to OneDrive for better integration and ease of updates in Power BI.

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