Excelでカレンダーを作成し挿入する – Microsoft 365アプリ

この記事では、Microsoft Visual Basic for Applicationsマクロを使って月間カレンダーを作成する方法を説明しています。ユーザーに月と年を入力させ、その情報を基にカレンダーを生成します。手順には、新しいワークブックを作成し、Visual Basicエディタを開いてコードを挿入することが含まれます。エラートラップ機能もあり、入力エラーが発生した場合は再度入力を促します。カレンダーは日付を正しく配置し、フォーマットも整えられます。カスタマイズも可能です。

Excelを使った月間カレンダーの作成方法

この記事では、Microsoft Excelを使用して、月と年を入力することで月間カレンダーを作成するためのサンプルマクロ（サブプロシージャ）を紹介します。

概要

このコードを実行すると、ユーザーは希望する月と年を入力することが求められ、その情報をもとにワークシート上にカレンダーが生成されます。この手法はExcelのVBA（Visual Basic for Applications）を使用していますので、基本的なプログラミングスキルが必要です。

注意事項

マイクロソフトは、ここで提供するプログラミング例について、明示または暗示のいかなる保証も行っていません。この例を使用し、プログラムに関して質問がある場合、マイクロソフトのサポートエンジニアがその機能について説明することができますが、具体的な機能を追加するためにコードを修正することはできません。

カレンダーの作成手順

Microsoft Excel 2003の場合

1. ワークブックを作成します。
2. ツールメニューからマクロを選び、「Visual Basic Editor」をクリックします。
3. 挿入メニューから「モジュール」を選択します。
4. 次のセクションからVBAスクリプトをモジュールシートに貼り付けます。
5. ファイルメニューから「Close and Return to Microsoft Excel」を選択します。
6. シート1のタブを選択します。
7. ツールメニューからマクロを選び、「マクロ」をクリックします。
8. 「CalendarMaker」を選択し、「実行」をクリックしてカレンダーを作成します。

Microsoft Excel 2007以上の場合

1. ワークブックを作成します。
2. 開発者タブから「Visual Basic」を選択します。
3. 挿入メニューから「モジュール」を選択します。
4. 次のセクションからVBAスクリプトをモジュールシートに貼り付けます。
5. ファイルメニューから「Close and Return to Microsoft Excel」を選択します。
6. シート1のタブを選択します。
7. 開発者タブから「マクロ」をクリックします。
8. 「CalendarMaker」を選択し、「実行」をクリックしてカレンダーを作成します。

注意

開発者タブが表示されていない場合は、Excelのオプションを開いてそれを有効にする必要があります。

サンプルVisual Basicプロシージャ

以下にカレンダーを作成するためのVBAコードを示します。

Sub CalendarMaker()

    ' シートを保護解除
    ActiveSheet.Protect DrawingObjects:=False, Contents:=False, _
        Scenarios:=False

    ' 画面のフラッシュを防ぐ
    Application.ScreenUpdating = False

    ' エラー処理を設定
    On Error GoTo MyErrorTrap

    ' 以前のカレンダーを消去
    Range("a1:g14").Clear

    ' 入力ボックスで月と年を取得
    MyInput = InputBox("Type in Month and year for Calendar ")

    ' ユーザーがキャンセルした場合、マクロを終了
    If MyInput = "" Then Exit Sub

    ' 入力された日付の取得
    StartDay = DateValue(MyInput)

    ' ユーザーが有効な日付を入力するように確認
    If Day(StartDay) <> 1 Then
        StartDay = DateValue(Month(StartDay) & "/1/" & Year(StartDay))
    End If

    ' 月と年を表示
    Range("a1").NumberFormat = "mmmm yyyy"

    ' 表示設定や曜日のラベルを配置する
    ' ... ここに続くコード ...

    ' エラー処理
MyErrorTrap:
    MsgBox "You may not have entered your Month and Year correctly."
    MyInput = InputBox("Type in Month and year for Calendar")
    If MyInput = "" Then Exit Sub
    Resume
End Sub

このマクロを実行すると、指定した月のカレンダーがExcelのシートに自動的に作成されます。必要に応じて、さらに機能を追加することも可能です。カレンダーに対する詳細なカスタマイズや、サイズ調整も行えます。

このように、ExcelのVBAを使えば、自分のニーズに合わせたカレンダーの作成が簡単にできるようになります。是非お試しください。

————-

Create and insert a calendar in Excel – Microsoft 365 Apps

Source link

The article provides instructions on creating a monthly calendar in Microsoft Excel through a Visual Basic for Applications (VBA) macro. It is applicable to various versions of Excel, including Excel for Microsoft 365 and older versions down to Excel 2003.

Summary of Steps:

1. Macro Creation:

   • Open a new workbook.
   • Access the Visual Basic Editor via the Tools or Developer menu.
   • Insert a new module and paste the sample VBA code provided.
2. Running the Macro:
   • Return to Excel and run the macro named "CalendarMaker" from the Macro menu to generate the calendar.

Key Features of the Macro:

• The macro prompts the user to input the desired month and year.
• It generates a calendar format in a worksheet, specifying days of the week and arranging dates according to the selected month.
• The calendar is designed with formatting for aesthetics, including centering titles and adjusting cell sizes.
• The macro includes error handling to guide users if an incorrect date format is entered.

Additional Notes:

• The article reminds users that Microsoft provides these coding examples for illustrative purposes without any warranty.
• Users are encouraged to customize the macro further based on their specific needs, such as adding additional cells for notes or entries.

Final Remarks:

The article is a useful resource for Excel users looking to enhance their spreadsheets with a functional monthly calendar using VBA code.