ExcelからPower BIにワークブックを接続することで、ダッシュボードにピン留めされたタイルを作成できます。接続後、ワークブックの読み取り専用バージョンをPower BIで利用可能になり、特定のセル範囲やワークシート全体をピン留めできますが、Power BI内での編集はできません。編集が必要な場合は、Excel OnlineまたはローカルのExcelで行い、OneDriveに保存します。Excelの一部機能はPower BIでサポートされていないため、制約があります。タイルをクリックすると、リンクされたワークブックが表示されます。

Power BIとExcelワークブックの連携方法

はじめに

Power BIは、データの可視化と分析を促進するための強力なツールですが、特にExcelと連携することで、その能力をさらに引き出すことができます。本記事では、ExcelワークブックをPower BIサービスに接続してダッシュボードに「ピン」する方法について詳しく説明します。

対象となるサービス

• Power BI Desktop
• Power BI サービス

ExcelワークブックをPower BIサービスに接続することで、読み取り専用のリンクされたバージョンがPower BIに表示され、特定の範囲をダッシュボードにピン留めすることが可能になります。また、ワークシート全体をダッシュボードにピン留めすることもできるのです。

ExcelワークブックをOneDriveからPower BIに接続する

ExcelワークブックをPower BIに接続するには、以下のステップに従います。

1. ワークブックをOneDrive for work または schoolにアップロードします。
2. Power BIで、「マイワークスペース」から「アップロード > OneDrive – Business」を選択し、保存したExcelファイルの場所をナビゲートしてファイルを選択し、「アップロード」をクリックします。
3. Power BIにワークブックが追加され、Excelワークブックのアイコンが表示されます。
4. ワークブック名を選択してPower BI内で開きます。なお、この時点での変更は元のワークブックには影響しません。変更を加えるには、Excel OnlineまたはローカルのExcelで編集する必要があります。

特定のセル範囲をダッシュボードにピン留めする方法

Excelワークブック内からダッシュボードタイルを追加する一つの方法は、次の手順に従って特定のセル範囲をピン留めすることです。

1. ピン留めしたいセルをハイライトします。
2. ピンアイコンを選択します。
3. 既存のダッシュボードにピン留めするか、新しいダッシュボードを作成することを選択します。
4. 「ピン」を選択すると、タイルがダッシュボードに追加された旨の成功メッセージが表示されます。
5. 「ダッシュボードに移動」を選択して、ピン留めされたタイルの詳細を確認します。

テーブル全体やピボットテーブルをダッシュボードにピン留めする方法

テーブルやピボットテーブルをピン留めしたい場合は、セルの範囲を選択する代わりに、テーブルまたはピボットテーブル全体を選択します。テーブルをピン留めする際は、ヘッダを含む全範囲を選択することを忘れずに行ってください。

ワークブックリンクを持つタイルの表示

タイルを選択することで、Power BI内でリンクされたワークブックが開かれます。閲覧には、ワークブックに対する読み取り権限が必要です。権限がない場合、エラーメッセージが表示されます。

注意点とトラブルシューティング

Power BIはExcel Servicesを利用してワークブックタイルを取得します。そのため、Excel Services REST APIでサポートされていない一部の機能はPower BIのタイルに表示されません。たとえば、スパークラインやアイコンセットの条件付き書式、日時スライサーなどが含まれます。詳しい情報は、Excel Services REST APIのサポートされていない機能一覧をご覧ください。

関連情報

更なる質問がある場合は、Power BIコミュニティに問い合わせてみてください。

この記事が、Power BIとExcelワークブックの連携方法に関する理解を深める手助けとなれば幸いです。ぜひ、実際に試してみてください。

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How to pin a tile to a Power BI dashboard from Excel – Power BI

Source link

The article discusses how to connect an Excel workbook to the Power BI service, enabling users to pin elements such as ranges, tables, and PivotTables from their Excel workbooks to Power BI dashboards.

Key points include:

1. Connection Requirement: To pin items from an Excel workbook, it must first be connected to the Power BI service, allowing for a linked read-only version of the workbook.

2. Access Permissions: Users can view dashboard tiles pinned by others if a workbook is shared with them, but they cannot create their own tiles without proper permissions.

3. Editing Workbooks: Users cannot edit the workbook directly in Power BI. However, they can edit it in Excel Online or on their computer, with changes being saved to the original workbook stored on OneDrive.

4. Pinning Elements: Users can pin specific cell ranges, entire tables, or PivotTables to dashboards. Pinned items reflect any changes made in the original workbook.

5. Viewing Pinned Items: Clicking on a pinned tile will open the linked workbook in Power BI, accessible only to users with the necessary read permissions.

6. Limitations: Some Excel features are unsupported in Power BI, as certain functionalities from Excel do not work with Excel Services REST API.

The article emphasizes how to leverage the integration between Excel and Power BI for effective data visualization and dashboard creation.