この記事では、Microsoft ExcelでTeamリボンが表示されない問題の解決手順を説明しています。Azure DevOpsのオフィス統合ツールをインストールし、Excelのアドインを有効化する方法、レジストリの設定変更を行う方法が記載されています。また、Visual StudioやGacutilツールを使用してエラーを修正する手順についても触れています。パスワード変更後にAzure DevOpsにサインインできない場合や、更新・公開時のエラーについての対策も紹介されています。問題解決には、正しい設定と手順が重要です。

Azure DevOpsのExcel統合に関するトラブルシューティングガイド

Azure DevOpsサービスやAzure DevOps Serverと連携するためにMicrosoft Excelを使用することは、プロジェクトの管理やタスクの追跡に非常に便利です。しかし、時折「チーム」リボンが表示されないなどの問題が発生することがあります。この記事では、その解決方法について詳しく説明します。

チームリボンが表示されない場合の対処法

1. Azure DevOps Office Integration 2019のインストール

   Azure Boardsに接続するために、Azure DevOps Office Integration 2019ツールをインストールします。

   • Azure DevOps Office Integration 2019ツールをこちらのリンクからダウンロードします。
   • ダウンロードしたファイルを実行してインストールします。
   • Excelを再起動して、チームリボンが表示されるか確認します。

2. Azure DevOpsアドインの有効化

   • Excelを開き、ファイル > オプションを選択します。
   • アドインを選択し、管理のドロップダウンメニューからCOMアドインを選び、移動をクリックします。
   • Team Foundation Add-inボックスにチェックが入っていることを確認します。その後、Excelを再起動します。

3. レジストリの更新

   チームリボンが再起動後も表示されない場合は、レジストリの設定を変更する必要があります。

   • regeditコマンドを使ってレジストリエディタを開き、次のパスに移動します。
     • HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Office\Excel\Addins
   • LoadBehavior エントリを開き、値を3に設定します。0の場合、チームリボンは読み込まれません。
   • OKを選んで、Excelを再起動します。

4. アドインが無効になっている場合の確認

   • 再度ファイル > オプションを開き、アドインを選択します。
   • 管理のドロップダウンから無効なアイテムを選択し、移動をクリックします。
   • もしAzure DevOps Add Inがリストに表示されている場合は、選択して有効にするをクリックします。

Excelでセッションエラーが発生した場合

ExcelでAzure DevOpsと接続しようとした際に「TF86001」などのエラーメッセージが表示されることがあります。この場合、Visual Studioを修復する必要があるかもしれません。

堅牢な環境を準備するための前提条件

• Visual Studioがインストールされていることを確認し、Visual Studio Command Promptにアクセスできるようにします。Visual Studio Community版はこちらから無償でインストールできます。

Gacutilツールの実行

• Visual Studio Command Promptを管理者として実行し、次のコマンドを使用します。使用するソフトウェアに応じたコマンドを実行してください。

  GACUTIL /I C:\Windows\assembly\GAC_MSIL\Policy.14.0.Microsoft.Office.Interop.Excel\15.0.0.0__71e9bce111e9429c\Policy.14.0.Microsoft.Office.Interop.Excel.dll

コマンドを実行後、Excelを再起動して、Azure DevOps Integration Tool for Officeアドインを探してください。

まとめ

Microsoft ExcelとAzure DevOpsの統合が円滑に機能するようにするために、上記の手順を試してみてください。問題が解決しない場合は、Microsoftのサポートを求めることでさらなる助けを得られるかもしれません。また、問い合わせの前に、エラーメッセージを確認し、問題の詳細を把握しておくことも重要です。

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Resolve common Azure DevOps Office integration issues – Azure Boards

Source link

The article provides guidance on resolving the issue of a missing Team ribbon in Microsoft Excel when integrating with Azure DevOps. Key points include:

1. Compatibility Notes: Microsoft Project Integration and the TFSFieldMapping command are not supported in Visual Studio 2019 and later versions, including Azure DevOps Services.

2. Azure DevOps Integration: Users can connect Excel to Azure Boards using the Azure DevOps Integration 2019 tool. Installation steps include downloading the integration tool, installing it, and restarting Excel to show the Team ribbon.

3. Enabling the Add-in: Instructions are given on enabling the Azure DevOps add-in through Excel options, checking the LoadBehavior in the Registry Editor, and ensuring the add-in is not disabled.

4. Repairing Visual Studio: If users encounter connection issues, especially if Visual Studio was installed before Excel, repairing Visual Studio may be necessary.

5. Token Management: After a password change, users might face authentication issues due to an invalid token in Visual Studio. The article outlines steps to remove the token from the registry to prompt a new sign-in.

6. Error Troubleshooting: For issues during refresh or publish, the article suggests clearing the contents of a specific folder related to IdentityService.

The document serves as a comprehensive troubleshooting guide for users facing integration issues between Excel and Azure DevOps.