アプリケーション.FileDialogプロパティ (Excel) | Microsoft Learn

この記事は、ファイルダイアログを表すFileDialogオブジェクトの生成について説明しています。FileDialog(fileDialogType)を使用し、fileDialogTypeにはファイル選択、フォルダ選択、ファイルを開く、ファイルを保存するための定数が必要です。例として、Excelで複数のファイルを選択できるダイアログを開き、選択されたファイルのパスを表示する方法が示されています。サンプルコードでは、選択したファイルのパスをメッセージボックスで表示します。サポートやフィードバックについての案内も含まれています。

ExcelにおけるFileDialogの利用方法

はじめに

この記事では、ExcelのVBA(Visual Basic for Applications)を用いて、ファイルダイアログを操作する方法について説明します。ファイルダイアログは、ユーザーがファイルやフォルダを選択するための便利なインターフェースを提供します。

FileDialogオブジェクト

FileDialogオブジェクトは、ファイルダイアログのインスタンスを表します。このオブジェクトを使用することで、ユーザーに対してファイルの選択やフォルダの選択を行うダイアログを表示できます。

構文

expression.FileDialog(fileDialogType)
  • expression: Applicationオブジェクトを表す変数です。
  • fileDialogType: ダイアログの種類を指定する必須のパラメータです。

パラメータ

名前 必須/オプション データ型 説明
fileDialogType 必須 MsoFileDialogType ダイアログの種類を指定します。

使用可能なファイルダイアログの種類

MsoFileDialogTypeは以下の定数のいずれかです:

  • msoFileDialogFilePicker: ユーザーがファイルを選択することができます。
  • msoFileDialogFolderPicker: ユーザーがフォルダを選択することができます。
  • msoFileDialogOpen: ユーザーがファイルを開くことができます。
  • msoFileDialogSaveAs: ユーザーがファイルを保存することができます。

使用例

以下の例では、Microsoft Excelがファイルダイアログを開き、ユーザーが1つ以上のファイルを選択できるようにします。ファイルが選択された後、Excelは選択された各ファイルのパスを個別のメッセージボックスに表示します。

Sub UseFileDialogOpen()
    Dim lngCount As Long

    ' ファイルダイアログを開く
    With Application.FileDialog(msoFileDialogOpen)
        .AllowMultiSelect = True
        .Show

        ' 選択された各ファイルのパスを表示
        For lngCount = 1 To .SelectedItems.Count
            MsgBox .SelectedItems(lngCount)
        Next lngCount
    End With
End Sub

サポートとフィードバック

Office VBAやこのドキュメントに関する質問やフィードバックがある場合は、Office VBAサポートとフィードバックをご覧ください。あなたの声をお待ちしています。

この記事を通じて、Excelにおけるファイルダイアログの基本的な使い方を理解していただけたことでしょう。さらに深い知識を求めて、ぜひ実際にコードを実行してみてください。

————-

Application.FileDialog property (Excel) | Microsoft Learn

Source link

The article discusses the use of the FileDialog object in Microsoft Excel’s VBA (Visual Basic for Applications). It explains how to create a file dialog that allows users to select files or folders. The FileDialog function takes one required parameter, fileDialogType, which specifies the type of dialog to display using constants such as:

  • msoFileDialogFilePicker: for selecting files.
  • msoFileDialogFolderPicker: for selecting folders.
  • msoFileDialogOpen: for opening files.
  • msoFileDialogSaveAs: for saving files.

An example is provided in the article where a subroutine (UseFileDialogOpen) opens a file dialog that allows users to select multiple files. After files are selected, the subroutine displays the paths of the chosen files in message boxes.

The article also invites users to provide feedback or seek support regarding Office VBA.

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。