Excelからデータをインポートし、CSVにデータをエクスポートする – Power Apps

Microsoft Dataverseのテーブルにデータをインポートするには、ExcelシートまたはCSVファイルを使用します。データをエクスポートすると、CSV形式で出力されます。インポートするには、ファイルテンプレートを作成して修正する方法と、独自のソースファイルを使用する方法があります。環境メーカーの役割が必要で、GCC環境ではエクスポート機能が制限されています。プライマリキーや代替キーを用いてデータの一意性を確保することが重要です。また、特定のデータ型やシステムフィールドはインポート/エクスポートに対応していません。

Microsoft Dataverseにおけるデータのインポートとエクスポート

Microsoft Dataverseは、データの管理と操作を効率的に行うためのプラットフォームです。この記事では、Dataverseテーブルにデータをインポートする方法や、データをエクスポートする方法について詳しくご紹介します。

ExcelまたはCSVファイルからのインポート

データをExcelワークシートファイルまたはCSVファイル形式でDataverseにインポートする方法は2つあります。

重要な注意点

  • データをインポートまたはエクスポートするには、環境作成者環境(Environment Maker)のセキュリティロールが必要です。
  • GCC、GCC High、DoD環境では、Excelからデータをインポートするコマンドは使用できません。この制限を回避するために、Power Appsの「テーブル」セクションから「インポート」>「データをインポート」を選択し、データソースとして「Excelワークブック」または「Text/CSV」を選んでください。

オプション1: ファイルテンプレートを作成してインポート

各テーブルには、入力ファイルに存在すべき必須列があります。したがって、まずはデータのテンプレートを作成することをお勧めします。

  1. テーブルからデータをエクスポートします。
  2. データをインポートする前に、必ずデータが一意であることを確認する計画を立ててください。プライマリーキーまたは代替キーを使用します。
  3. 作成したテンプレートに、ExcelまたはCSVファイルからデータをコピーします。
  4. Power Appsで、左側のナビゲーションペインから「テーブル」を選択し、「インポート」>「Excelからデータをインポート」を選択します。インポート先のテーブルを選び、ファイルをアップロードします。

オプション2: 自分のソースファイルを使用してインポート

上級ユーザーであれば、Dataverseのテーブルに必要な列を理解しているはずです。自分独自のExcelまたはCSVソースファイルを作成し、前述の手順に従ってインポートを行います。

データのエクスポート

Dataverseからデータをエクスポートするには、以下の手順に従います。

  1. Power Appsにサインインし、左側のナビゲーションペインから「テーブル」を選択します。
  2. エクスポートしたいテーブルを選択し、「エクスポート」>「データのエクスポート」を選びます。
  3. エクスポートが完了したら、「エクスポートされたデータをダウンロード」を選択し、ウェブブラウザの指定されたダウンロードフォルダにCSVファイルを保存します。

注意

エクスポートには12分の時間制限があります。エクスポートするデータの量がこの時間を超えると、エクスポートは失敗します。その場合は、少量ずつデータをエクスポートしてください。

サポートされていないデータタイプとフィールド

現在、インポートまたはエクスポートに対応していないデータタイプとフィールドは以下の通りです。

  • タイムゾーン
  • 選択肢(マルチセレクト)
  • 画像
  • ファイル

システムフィールド(インポートおよびエクスポート未対応)

以下のフィールドはシステムフィールドで、インポートおよびエクスポートには対応していません。

  • Ownerid
  • Createdby
  • Createdon
  • Modifiedby
  • Modifiedon

まとめ

Microsoft Dataverseでは、データをExcelまたはCSVファイルからインポートし、エクスポートすることができます。この機能を活用することで、データの管理や操作をスムーズに行い、ビジネスの効率化を図ることができます。詳細については、公式ドキュメントを参照してください。

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Import data from Excel and export data to CSV – Power Apps

Source link

The article provides a comprehensive guide on importing and exporting data to and from Microsoft Dataverse tables using Excel and CSV files. To perform these operations, users must have the "Environment Maker" security role. Notably, the import/export feature is not available in specific government environments, but there are workarounds.

Key Points:

  1. Importing Data:

    • Option 1: File Template: Users can create a data template by exporting existing data, modifying it with new data, and then re-importing it. It’s essential to ensure uniqueness by using primary or alternate keys.
    • Option 2: Custom Source File: Advanced users may create their own Excel or CSV files, provided they understand the required columns.
    • Mapping errors may occur during the import process, which can be corrected by inspecting the mapping status and making necessary adjustments before completing the import.
  2. Exporting Data:

    • Users can export data from any single table in CSV format through the Power Apps interface. Downloads are limited to a 12-minute processing window, necessitating smaller batch exports for larger datasets.
  3. Uniqueness:

    • Primary keys, typically GUIDs, uniquely identify rows. Alternate keys can also be defined for unique identification, especially for merging data from external sources.
  4. Unsupported Data Types:

    • Certain data types and system fields (like timezone, multiselect choices, images, etc.) are not supported in import/export operations.
  5. Using Connectors:
    • For broader data import possibilities, users can leverage connectors to import data from various sources (e.g., Azure, SQL Server, SharePoint).

Overall, the article serves as a detailed instructional resource for managing data in Microsoft Dataverse, highlighting the importance of structure, uniqueness, and methodical error handling during data import and export processes.

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