この記事では、Microsoft Dynamics Excelアドインを使用してMicrosoft Excelでエンティティデータを開き、表示、更新、編集する方法を説明しています。Excelから直接、またはファイナンスおよびオペレーションアプリからエンティティデータを開くことができます。このアドインはMicrosoft Excel 2016以降が必要です。データはExcelアドインが読み込むまでワークブックには表示されません。エンティティデータは、更新時に「更新」を選択し、最終的に「公開」を選択してファイナンスおよびオペレーションアプリに送信します。

Microsoft Dynamics 365におけるExcelデータ管理

はじめに

本記事では、Microsoft Dynamics 365のアプリケーションにおいて、エンティティデータをMicrosoft Excelで開き、表示や更新、編集する方法について解説します。Microsoft Dynamics Excelアドインを使用することで、データを迅速かつ簡単に閲覧・編集することが可能です。

適用対象のDynamics 365アプリ

• コマース
• 財務
• サプライチェーン管理

Excelでエンティティデータを開く

財務およびオペレーションアプリからスタートする場合

1. 財務およびオペレーションアプリのページで「Microsoft Officeで開く」を選択します。
2. ページのルートデータソース（テーブル）がエンティティのルートデータソースと同じ場合、自動的に「Excelで開く」オプションが生成されます。
3. 「Excelで開く」を選択し、生成されたワークブックを開きます。このワークブックにはエンティティに関するバインディング情報が含まれています。
4. Excel内で「編集を有効にする」を選択し、Excelアドインを実行可能にします。
5. 初めてExcelアドインを実行する場合、「このアドインを信頼する」を選択します。
6. サインインを求められたら、財務およびオペレーションアプリで使用したのと同じ資格情報を使用してサインインします。

Excelアドインは、自動的に選択したエンティティのデータを読み込みます。データはアドインが読み取るまでワークブック内には存在しません。

Excelからスタートする場合

1. Excelの「挿入」タブの「アドイン」グループで「ストア」を選択します。
2. Officeストアで「Dynamics」と検索し、「Microsoft Dynamics Office Add-in」を追加します。
3. 初めてExcelアドインを実行する場合、「このアドインを信頼する」を選択します。
4. 「サーバー情報を追加」を選択し、ターゲットの財務およびオペレーションアプリのURLをコピーして貼り付けます。
5. 「OK」を選択し、引き続きデータを取り込むために「リフレッシュ」を行います。

Excelでエンティティデータを表示・更新する

Excelアドインがエンティティデータをワークブックに読み込んだ後、いつでも「リフレッシュ」によってデータを更新することができます。セルの値を変更することで、データを編集することができ、必要に応じて「公開」を選択して財務およびオペレーションアプリに戻すことができます。

カラムの追加または削除

デザイナーを使用して、ワークシートに自動で追加されるカラムを調整することができます。デザインボタンが表示されていない場合は、「オプション」ボタンを選択し、「デザインを有効にする」チェックボックスを選択してください。

データのコピー

ある環境からワークブックに読み込まれたデータを別の環境にコピーすることが可能ですが、接続URLを変更するだけではできません。「環境データをコピー」機能を使用して、新しい環境にデータを新しいデータとして公開します。

トラブルシューティング

• "読み込みアプレット"のリンクが表示される場合：この問題については、こちらを参照してください。
• 「禁止」メッセージが表示される場合：Excelアドインにサインインしているアカウントが対象のサービスやインスタンスへのアクセス権を持っていません。

結論

Microsoft Dynamics 365におけるExcelアドインは、データ管理を簡素化し、業務効率を向上させる強力なツールです。エンティティデータの編集や更新、コピーなどをスムーズに行うことができるため、ぜひ活用してみてください。その結果、より効果的なデータ管理が実現します。

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View and update entity data with Excel – Finance & Operations | Dynamics 365

Source link

The article provides a comprehensive guide on how to open and manage entity data in Microsoft Excel using the Microsoft Dynamics Excel add-in, applicable to Dynamics 365 apps like Commerce, Finance, and Supply Chain Management.

Key points include:

1. Requirements: The Excel add-in requires Microsoft Excel 2016 or later and certain configurations for organizations using Azure Active Directory Federation Services (AD FS).

2. Opening Data:

   • From a finance and operations app: Users can select "Open in Microsoft Office," choose the relevant Excel option, and then enable the Excel add-in to view and edit the data.
   • From within Excel: Users can find the add-in in the Office Store, configure it to connect to their finance and operations app, and design their data templates.

3. Managing Data in Excel:

   • After loading data, users can refresh to update, edit records directly, and publish changes back to the finance and operations apps.
   • Inserting new records and deleting existing ones is straightforward, with several options available for each action.
   • Users can configure the order of publishing and adjust the publish batch size to prevent timeouts during updates.

4. Design & Customization:

   • Users can modify which fields appear in their data tables and set specific publish parameters for their workbooks.

5. Copying Data: Users can copy data from one environment to another using the add-in’s "Copy Environment Data" feature.

6. Troubleshooting: Common issues, such as loading applets, permissions errors, and timeouts during publishing, are addressed with recommended solutions.

Overall, the article serves as a detailed resource for users looking to leverage the Power of Excel for managing entity data within Dynamics 365.