新しい組織アプリについてのプレビュー情報をお知らせします。Fabric組織アプリは、Power BIワークスペースアプリを再考したもので、ワークスペースごとに複数のユニークなアプリを作成できます。ユーザーは、ナビゲーションのカスタマイズ、レポートやダッシュボードの追加が可能です。アクセスの自動伝播と取り消しが強化され、より簡単に管理できます。私たちはお客様のフィードバックを基に、機能改善を続けています。Fabric組織アプリは、これまでのPower BIアプリとは異なるオンデマンドのコンテンツ配信を提供します。
Fabric Org Appsのプレビュー開始
私たちは、Fabric Org Appsについてお知らせできることをとても嬉しく思っています。これらは、Power BI ワークスペースアプリをFabric用に再考した新しいアイテムタイプです。Org Appsをアイテムとして扱うことで、workspaceごとに複数のOrg Appsを作成する機能が追加され、独自の体験を構築できるようになります。他のアイテムタイプと同様に、Org Appsを作成したり、変更を保存したり、アクセスを管理したり、Org Appを共有したりする際の作業も、非常に親しみやすくなっています。
Org Appsの新機能
Power BIのワークスペースアプリは、報告書やコンテンツを安全に配信するための素晴らしい手段でした。ユーザーからのフィードバックを基に、私たちはアプリの改善に取り組んでいます。
お客様との対話を重ね、アプリの使用方法やさらなる改良の余地についての様々な意見を集めました。その中で、特にFabricが持つデータの可能性を最大限に引き出すための新しいアプローチの必要性が浮かび上がりました。
ユニークな体験の提供
私たちが受け取った最も重要なフィードバックの一つは、同一ワークスペース内で複数のアプリを作成したいということです。「アプリのオーディエンスは素晴らしいですが、一つのワークスペースに一つのアプリでは足りません。コンテンツを他のワークスペースに重複させずに、ユニークなグループごとにユニークなアプリを作成したいです。」との声が寄せられました。
このニーズに応えるべく、私たちはワークスペースあたりの複数のOrg Appアイテムの作成機能を追加しました。これにより、特定のグループに配信するための独自の体験を構築できるようになります。
消費者体験のコントロール
お客様から、アプリのナビゲーションを完全に隠し、コンテンツのみを表示するフォーカスした体験が欲しいという意見が寄せられました。また、「アプリのコンテンツに併せたテーマカラーの選択」が可能になるよう求められました。
Org Appsでは、ナビゲーションの設定を調整することで、ナビゲーションを折りたたんだり、展開したり、特定のナビゲーションを除去したり、リストベースのランディングページを追加したりすることが可能です。
さらに、カスタム画像をアプリに追加し、任意のテーマカラーを選択できるようになります。変更を保存する前に内容をプレビューできる機能も追加されており、これにより編集段階で消費者体験を確認することが可能です。
アクセスの自動処理
アプリに報告書を追加する際、セマンティックモデルへのアクセスを自動的に管理したいというニーズもあります。Org Appのユーザーは、含まれているアイテムや同じワークスペース内にあるセマンティックモデルへのアクセスが自動的に得られるようになりました。さらに、Org Appのアクセスを失うと、関連するセマンティックモデルへのアクセスも同時に失われるようになります。
今後の展望
私たちは、今後も顧客のニーズにお応えし、Org Appsに新しい機能を追加していく予定です。特に、ワークスペースのライセンスモードや、電子メールでのアプリの共有に関する機能の強化を目指しています。
このように、Fabric Org AppsはPower BIのアプリとは異なる新たな可能性を秘めています。今後も顧客からの意見を大切にしながら、現在のニーズに応じた改良を続けていきます。
詳しい情報については、Microsoft Learnを確認してください。私たちは、ようやく多くの新機能をお届けできることを楽しみにしています。
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Introducing org apps, now in preview – multiple apps per workspace, custom colors, and more! | Microsoft Power BI Blog
Source link
Microsoft is introducing org apps, currently in preview, as an evolution of Power BI workspace apps, designed for use within the Fabric ecosystem. Org apps allow users to create multiple unique experiences within a single workspace, enhancing the way reporting and content can be distributed securely and collaboratively.
Key features of org apps include:
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Multiple Unique Apps: Users can create various org apps tailored for different audiences without duplicating content across workspaces. Org apps support new item types such as notebooks and real-time dashboards.
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Enhanced Consumer Experience Control: Users can customize app navigation, select theme colors, and add overview pages, allowing for a more focused and branded experience.
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Access Management Improvements: Org apps automatically propagate and revoke access to reports and underlying semantic models, streamlining user management. This ensures that if a user loses access to an org app, they also lose access to the semantic models associated with it.
- Future Enhancements: Microsoft is actively seeking feedback to improve org apps. Planned updates include support for paginated reports, easier access propagation, and potential integration with APIs for script-based management.
Overall, org apps aim to provide a more flexible and user-friendly approach to report and content distribution in organizations. However, as they are still in preview, they currently lack some features available in traditional Power BI apps, and no migration tool exists between the two as of now. Microsoft encourages users to share their feedback and ideas for future developments.
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