Microsoftは、新しいデザインアプリ「Microsoft Designer」を一般公開することを発表しました。このアプリは、個人のMicrosoftアカウントで利用可能になり、かつてない程の創造性を発揮できる新機能を搭載しています。ユーザーは、AIの支援を受けながら、数秒で独自のアイデアを実現し、作品を生み出すことができます。白紙のキャンバスに対する恐れは無用で、見たいものを説明するだけでDesignerがそれを作成します。
Designerの真の力は、日常生活の中でインスピレーションが湧く時に、どこでもアクセスできることです。Microsoftの製品(WordやPowerPointなど)とシームレスに統合され、創造的な流れを持続できます。Designerは、80以上の言語に対応したウェブ版や、モバイルアプリ(iOSおよびAndroid)、Windows用アプリとしても提供されています。
Copilotを通じて、Microsoft 365の各種アプリ上でDesignerを使用することで、スライドや文書を一段階上のレベルに引き上げることができます。WordやPowerPointでCopilotを使用すると、ワークフローの中心で画像やデザインを作成できます。また、近い将来、Wordではドキュメントの内容に基づいてバナーを自動生成する機能も追加されます。
Designerは無料のモバイルアプリとしても提供されており、言葉を使って画像やデザインを作成したり、画像を編集したりするためのAI機能が満載です。さらに、Microsoft Photosアプリにおいても、生成AIによる画像編集機能が展開され、オブジェクトの削除や背景の変更、フィルターの適用などが可能になります。
新しいDesignerの機能はクリエイティブなアイデアを引き出すためのヒントを提供するプロンプトテンプレートがあり、ユーザーがアイデアを出しやすくなります。これにより、タイムリーなインスピレーションを得て、友人や仲間とアイデアを共有し合い、新たな創造のきっかけを作ることができます。
また、画像やフレームを簡単に作成したり、バースデーカードや招待状をカスタマイズしたり、任意の写真をアート作品に変えたりする機能も備えています。さらに、背景をプロ並みに変える機能も今後追加予定です。
Microsoftは、責任あるAIの使用に焦点を当てており、システムの安全な利用を確保するために厳格なプロセスを導入し、モニタリングや悪用防止に取り組んでいます。
「Microsoft Designer」を利用すれば、あなたの創造性を解き放ち、AIを使ってあらゆるデザインや編集が可能になります。
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